男らしい人が好きという女性は地雷
好きなタイプを聞かれて「男らしい人」と答える女性を結構な頻度で見かけます。
その「男らしい人」とはどんな人なのか。
つまり「男らしさ」とは何かを考えていこうと思います。
本当は男らしさを求めているわけではない
男らしさとは女性にはない「男性特有の性質」ということなのでしょうか?
女性にはない男性特有の性質…
つまり見た目では「筋肉」「ハゲ」「毛深さ」
内面では「共感力の低さ」「高い攻撃性」「空間認識の能力」といったところでしょうか。
あ、「男性特有のニオイ」も忘れてはいけませんね!
書き連ねましたが、これはきっと求められいるものではないでしょう。
上にあげた特性では「筋肉」と「空間認識の能力」以外はきっとプラス要素ではない。
(一部の変わった癖をお持ちの方以外)
つまり男らしい人がタイプと言いながらも、男らしい人がタイプではないのです。
ならば考えられる可能性は1つだけ。
何かが「男らしさ」というあいまいな言葉に言い換えられているだけなのです。
それが何なのかを探っていこうと思います。
求められる男らしさを分析する
では、ここから『求められている男らしさ』を考えていきます。
大きく4つに分けて考えていきましょう。
①男らしさ=決定力
自己評価が低い女性が、選択の責任から逃れるためにこの男らしさを求めます。
どこに行く、何を食べる、何を買うまで自分で決めることができないタイプです。
男らしさと言ってますが、求めているのは「決断」です。
②男らしさ=注意力
このタイプも女性の自己評価が低いのですが、自分で責任を持って選択ができます。
しかし、自己評価の低さからか、「正しい道」に導いて欲しいという願望があります。
「注意してもらうこと」、古いですがキムタク風に「ちょっとまてよ」を求めています。
女性側に父性のようなものが不足している可能性もあります。
③男らしさ=お姫様扱い力
こちらは女性の自己評価が高いのですが、責任はとりたくないというタイプ。
女性というだけで価値が高いと思っている、親の顔が見てみたい系です。
このタイプの男らしさは「~しましょうか?」という「提案」です。
また、提案を断ることが自分の価値を高めると勘違いしている人も多いようです。
④男らしさ=包容力
このタイプの女性は自己評価が高く、自分で責任を持って選択ができます。
自己評価の高さと自己責任での選択が生み出すものは「ワガママ」です。
生存戦略的には正しい「より良い遺伝子を探す」「自分のために資源を使う」タイプです。
そうなると相手に求めるのは「許容」です。
このタイプが使う男らしさは「許すこと」「認めること」です。
では、この4つをわかりやすく2つのマトリクスチャートで表していきます。
最初は求められる「男らしさ」を表したマトリクスチャートです。
次に4つの男らしさを求める女性のタイプを表します。
都合よく使われる「男らしさ」と定義
人によっては決断力だったり、包容力だったり…この2つはほぼ対極にある考え方です。
なのに、一括りに「男らしさ」でまとめられています。
いかに「男らしさ」という言葉が都合良く使われていたかを物語っています。
女性のいう男らしさを定義するならば、男らしさ=供給力です。
供給力とは、
- 相手(女性)が何を求めているか「需要」を読み取る
- その需要に合わせて、求められている男らしさを演じる
の2ステップ。
演じるほどの価値があると思った女性にだけ試してみてください。
あまりおススメはしませんが…
男らしい人がタイプという女性を避けるべき理由
あまりおススメしない理由は大きく分けて3つあります。
順番に上げていきます。
①自分の需要も明確に理解することのできない頭の弱い人が多い
その根底には間違いなく「思考力の無さ」があり、「自立心の無さ」が透けて見えます。
選んでしまった男性はきっと幸福度が下がることでしょう。
本人も明確にできていない需要(求めているもの)を「察せよ」なんです。
そんな難易度の高い人はスルーした方が無難でしょう。
②トラブルの時に「男らしくない!」という批判を武器にする
「供給すること」がめんどくさくなった時点で、トラブルに発展する可能性がぐんと上がります。
「○○してくれない!」が原因のトラブルは簡単に解決できます。
しかし「男らしくない!」が原因のトラブルは解決にコストがかかりすぎます。
③自己評価が市場価値とかけ離れている人が多い
女性のタイプ別マトリクスチャートより
上段の2つ(言いなり・子ども扱い)は自己評価が下振れしていて
下段の2つ(お姫様・ビッチ)は自己評価が上振れしています。
言い換えれば「自信なさすぎ」と「自信ありすぎ」です。
「正当な自己評価」は自分や自分の周辺の人が幸福に生きる条件の1つだと考えます。
以上の理由から男性は、男らしい人がタイプという女性を避けるべきでしょう。
関係を続けるのには、きっと苦労が絶えませんから。
もちろん、ご自身が苦労フェチならば、こっそり応援させていただきます。